前立腺がん

イソフラボンには発酵大豆が良い?

大豆製品は様々ありますが、大きく分けて発酵したものとそうでないものとに分けられます。
発酵した大豆とは、納豆を始めとして、味噌、しょう油のように調味料として使われるものが多くなります。
これらは昔から日本食に欠かせない存在として、日々の食生活を支えてくれています。
こうした発酵大豆に含まれるイソフラボンの方が、発酵していないものに比べて良いという説がありますが、どうなのでしょうか?

イソフラボンには大きく分けて2種類の型があります。
「グリコシド型」と「アグリコン型」といって、腸で吸収されるスピードに違いが出てきます。
グリコシド型は、低吸収型と呼ばれ、イソフラボンの周りに糖がくっついているため、まずは腸でその糖を消化吸収することから始まります。
その後にやっとイソフラボンの吸収が始まるので、食べてから大体6~8時間のタイムラグがあると言われています。

腸での糖の分解には、腸内細菌の量によっても違いが出てくるため、腸内細菌が多い人と少ない人での個人差も出てきます。
食べても即効性のない方がグリコシド型というわけです。
対してアグリコン型は、すでに糖が分解されているもので、邪魔になる糖がイソフラボンの周りに存在しません。
そのため腸ですぐに消化吸収することが出来ます。

吸収率は、グリコシド型の3倍以上とも言われていますし、スピードも約2時間でピークを迎えます。
こうして考えると、アグリコン型の方が身体のためには良いですよね。
しかしこの「アグリコン型」、発酵大豆にしか含まれていないのです。
発酵の過程で糖が分解し、アグリコン型となるのです。
発酵食品である味噌、しょう油などに含まれるものが、この高吸収型になります。
ちなみに納豆は発酵食品ですが、発酵が十分でないためにグリコシド型となっています。

中でも、味噌は1番吸収率が良いと言われています。
しかし、味噌を1日に大量に摂ることは出来ませんし、塩分の点から考えても身体に悪いですよね。
グリコシド型のイソフラボンだって、消化吸収のスピードが遅いだけできちんと身体の力となります。
考えすぎず、バランス良くいろんな食材からイソフラボンを摂取することをお勧めしたいですね。
▼こちらのサイトにも詳しくイソフラボンについて書いてあるので参考にご覧ください。